中央社会保険医療協議会が7月5日に開催され、選定療養に導入すべき事例等に関する提案・意見募集の結果を報告した。
今回の募集は「『日本再興戦略』改訂2014」を踏まえ、3月から5月に関係学会や医療関係団体、国民から募集したもの。寄せられた意見は新たな選定療養の追加に係る提案が56件、既存の選定療養の見直しに係る提案26件の計82件。
新たな選定療養の追加に関しては、生活習慣病への効果が確認されている運動療法やヨガ、ノロウィルス抗原定性、画像情報提供、医科歯科連携の禁煙指導・継続支援、病院の外来受診におけるコンシェルジュサービスなどが提案された。
一方、「保険制度を充実させ、安全性、有効性が確立した医療技術や薬、材料を適正な評価をもって速やかに保険収載すべき」という観点から、選定療養自体の廃止を求める意見も寄せられた。
中医協では提案された内容について今後議論を進めていく。
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