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ジェイ・ウィル・パートナーズ(東京都千代田区)が運用するファンドが、中堅介護会社らいふなどを傘下に持つ「らいふホールディングス」の株式の4割を取得したことが複数の関係者への取材で明らかになった。

1995年設立のらいふは、1都3県を中心に介護付有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅を44棟・2050室運営。既存施設の入居はほぼ満室で、「資金調達によりM&Aを含むさらなる拡充に乗り出すのでは」と関係者は話す。

ジェイ・ウィル・パートナーズはこれまでに現長谷工グループの生活科学運営などへの投資実績があり、再生案件に強いとされている。

今年に入り長谷川介護サービスを傘下に持つ長谷川ホールディングスをCVCが、昨年はヴァティーを傘下に持つSCホールディングスを日本産業推進機構が買収するなど、介護業界において投資ファンドの動きが活発になっている。

 

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