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 ワタミ(東京都大田区)は11月11日、2014年度中間決算を発表した。国内外食産業の不振などで売上高は前年比96・2%の777億円。当期利益は41億円強の赤字となった。

 介護事業の売上高は177億円で前期より微増。しかし営業利益は前期比71・3%に留まった。吉田光宏社長は「開設後1年以上を経過したホームの入居率が昨年度上期では87・2%だったが今期は82・7%に低下した」と現状を説明。

今後については「これまではメディアへの広告掲出など、ブランド力をいかした集客を行ってきた。しかし、今後は個々のホームの魅力で集客を図っていく必要がある。介護職員による痰吸引、リハビリ強化など、特色あるホーム作りを強化する」と目標を掲げた。

 また、現在の「レストヴィラ」よりも低価格なホーム、グループホームなど新たな業態の展開についても検討する。

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