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 緩和ケアや看取りを担う人材を育成する一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会(東京都港区)が4月21日、設立された。

 同会は、従来より在宅医や訪問介護などの緩和ケアに携わってきた人たちの看取りスキルの深堀りをするとともに、医療・介護全体の緩和ケアの底上げ、さらには人生の最終段階はどのようなものなのかについて、社会的な認知を向上させることを目的に立ち上げられたもの。

 主な活動内容は緩和ケアや看取りといった人生の最終段階を迎えている人に関わる人材を育成し、認定資格「認定エンドオブライフ・ケア援助士」を輩出する。また資格取得に向けた講座を全国各地で開催できるように、講師の育成も行う。そのほか、会員間の交流でコミュニティ形成をしていく。

 6月28日には設立記念シンポジウム「2025年問題を考える」を都内で開催する。当日のシンポジウムでは同会の理事らが登壇する。講演テーマは次の通り。長尾クリニックの長尾和宏院長「2025年問題と平穏死」、医療法人救友会の山本五十年理事長「救急医療の立場」、北里大学病院の小野沢滋トータルサポートセンター長「資源不足の立場」、めぐみ在宅クリニックの小澤竹俊院長「人材育成の立場」。
 会場は日比谷図書文化館日比谷コンベンションホール。参加費は一般2000円、学生1000円。

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