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 積水化学工業住宅カンパニー(東京都港区)は、設計・建設から運営まで同社グループで一貫して手掛ける高齢者施設のブランドを「ハイムガーデン」とし、今月12日より事業展開を開始した。

 第1号物件となるサービス付き高齢者向け住宅「ハイムガーデン立川幸町」を今年11月東京都立川市に開設する予定だ。
 
 「ハイムガーデン立川幸町」は居室数40で、デイサービスを併設予定。大容量太陽光発電やリチウムイオン蓄電池の導入、防災井戸・防災倉庫設置などで、地域の減災拠点としての役割を果たす。運営は東京セキスイハイム100%子会社のアイネット(同台東区)が手掛ける。

 今後は、サ付き住宅以外にも、グループホーム、訪問介護、デイサービス、小規模多機能型居宅介護、居宅介護支援事業所などの住宅・施設においても「ハイムガーデン」ブランドでの展開を図っていく考えだ。同社では、今回の新ブランド事業の拡大と併せて、2025年には高齢者向け事業での売上高500億円(介護サービス事業等200億円・建築請負300億円)を目指す。

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