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 ソラスト(東京都港区)は賃貸住宅建設大手の大東建託(同)、医薬品卸事業などを手掛ける東邦ホールディングス(同世田谷区)、各種情報システムの企画・開発などを行うインフォコム(同渋谷区)と資本提携を行うことを11月16日に発表した。

 これは、米国ワシントンD・C・に本社を置く投資会社カーライル・グループの投資ファンドが保有するソラスト株の一部を大東建託ら3社へ譲渡するもの。譲渡完了は12月18日を予定。譲渡後は、大東建託はソラストの発行済株式の37・5%を、東邦HDは5・0%を、インフォコムは3・0%を保有することになる。

 また、大東建託、インフォコムとは11月16日付で業務提携契約も締結した。提携内容は、大東建託とは「同社が建築する高齢者住宅や介護施設などに対する介護サービスの提供」「介護・教育・採用のノウハウ共有」など。インフォコムとは「同社が提供する情報共有システムの活用などによる地域包括ケアの推進」など。また、今後は東邦HDとの間でも、同社が保有する医療機関ネットワークを活用して医療機関向け営業を強化するなどの業務提携を行う予定。

 なお、大東建託は、子会社ケアパートナーでデイサービスを多数展開。東邦HDも今年日本化薬よりデイサービス事業を承継し、介護事業に本格参入している。

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