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セントケア・ホールディング(東京都中央区)のグループ会社セントワークス(同)は8月23日、家政婦マッチングサービス「かじなび」サイトを開設。まずは川崎市内でサービス提供を本格スタートさせた。同サービスは、家事支援サービスを必要とする人と家政婦(家事サポーター)をつなぐシェアリング・エコノミーとしての活用が見込まれる。

同サービスは、利用者がWEB上より「かじなび」に登録し、会員サイトから時間帯や家事内容など要望に合った家事サポーターを選定し、家事支援を受けるもの。WEB登録が難しい人には、電話でのオペレーターによる登録代行も可能だ。登録対象者は本人のみでなく、三親等以内の親族までできる、例えば、遠方に住む両親へのプレゼントとしての登録もできる。サービス提供エリアは、川崎市内、首都圏内を中心に順次拡大していく方針。家事サポーターに対しては、登録前に面談と家事テストを行うことで、実施サービスの品質確保を目指す。

家事サポーターは、週1時間以上サービス提供可能な個人に加え、法人による契約での登録も可能。法人契約を活用することで、介護事業所は職員の空き時間などを有効活用することができる。そのほか、保険外サービスとして家事支援に進出したい事業者と利用者とのマッチングなどにも活用できそうだ。

「かじなび」提供開始の背景について、同社では「年々、家事代行サービスのニーズが高まっている。経済産業省によると、市場は今後約6000億円まで成長すると言われており、高齢化や共働き層による需要が見込まれている」としている。サービス開始に伴い、川崎市においては「家事サポーター希望者向け説明会」を開催するなどして、サービス内容の周知と登録者確保に向けて働きかけている。

 

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