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首都圏及び近畿圏で有老を展開するチャーム・ケア・コーポレーション(大阪市)は、富裕層向けの、不動産の売買・賃貸・仲介及び管理事業へ新規参入を図る。

同社は近年、高価格帯・高級有料老人ホーム「チャームプレミア」の開設に注力している。一方で、今回発表した新規事業は介護保険外の収入源確保や、介護職員の不足に対応し、安定的な収益基盤の確立を目指すもの。将来的に、住宅だけでなく生活支援や介護に関わる複合的なサービスに繋げていく考えだ。

なお、現時点では新事業の開始時期や具体的な内容は確定しておらず、2019年6月期の決算に与える影響はほとんどないものとしている。

チャーム・ケアは首都圏展開加速大阪と二拠点へ

また近年、首都圏での展開に注力しており、営業促進や情報収集、人材採用を強化するため7月、東京都渋谷区に東京本社を開設。大阪本社との2本社社制に踏み切る。

同社の5月時点で運営する有老は45ホーム、3174室。開設2年以上経過したホームでは97.3%の入居率を維持しているという。今年の6月期決算では、東京都に新たに3棟、近畿圏に8棟開設した。中期目標には売上高200億円・居住数4000室を掲げている。

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