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「チャームプレミア」ブランドで都内に

三菱地所レジデンス(東京都千代田区)のヘルスケア施設開発第1号案件が東京都杉並区で開業する。運営は都内での開設を加速しているチャーム・ケア・コーポレーション(大阪市/以下・チャーム)。

ブランドはチャームの最高級価格帯である「チャームプレミア」。介護付有料老人ホーム48室の定員52名。居室面積はAタイプ19・95平米(44室)とBタイプ40・23平米(4室)を用意した。Aタイプの入居一時金無しのプランで、管理費・食費含め月額約59万円。
チャームは現在、51ホーム・約3600室を運営。中間層向けの「チャームスイート」と富裕層向けの「チャームプレミア」を戦略的に展開している。2019年度は首都圏8施設、合計10ホームの新設を予定。
2月27日に行われた見学会で下村隆彦社長は「今後もチャームプレミアを積極的に展開していく」と述べた。同社はシニア分譲マンションへの参入も表明しており、首都圏富裕層をターゲットとした事業を拡大している。

また、三菱地所レジデンスは施設開発・保有に徹し、開設1年ほどでリートなど投資市場へ売却していく考え。「信頼できる運営事業者とパートナー関係を構築する」(花形雅人常務執行役員)とし、すでに都内で5つのプロジェクトが進行中だという。

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