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サンケイビルウェルケア(東京都千代田区)は、同社8棟目となる高齢者施設「ウェルケアヒルズ馬事公苑」(同世田谷区)を6月1日に開所した。同社では初となる住宅型有料老人ホームで、地下1階含む地上3階建て、4フロア計69室。

同社は東京・埼玉・千葉に7棟の施設を有しているが、そのすべてが介護付有老。今回、住宅型有老を開設することによって住宅型有老の運営ノウハウを修得すると同時に、自立度の高い入居希望者のニーズにも応えたい考えだ。

なだらかな丘の上に建っているため、周囲の建物より頭一つ分抜けており、快晴時には富士山を望むことができる。5月28日時点で、7室の申込みがあった。申込者の多くは地元世田谷区住民だが、中には目黒・中野方面から「世田谷の馬事公苑が良い」との申込者もいるとのこと。最上階が一番人気だ。

地下1階部分は吹き抜けになっており、高級感あふれるカフェ・バーコーナーや、庭を見ながら食事ができるメインダイニング、家族と一緒に誕生日会やパーティを開くことのできるファミリールームが併設されている。「自立度の高い入居者に向け『選ぶ』をコンセプトに、食事の種類、アクティビティ、理美容・マッサージ・トランクルームといった保険外の有料サービスなど、選択肢を複数用意した。

世田谷区は激戦区だが、すでに2棟ある介護付有老と組み合わせ、地域での優位性を持たせたい。オープン後2年以内に満室を目標としている」(小西元司営業部長)

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