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臨時措置のポイント整理

 メディヴァ(東京都世田谷区)は4月から、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて導入された初診でのオンライン診療などに関するマニュアル資料を公開している。厚生労働省の通知の要点などをまとめており、同社ウェブサイトからダウンロードできる。

 

 

4月10日開催の中央社会保険医療協議会総会は、オンライン診療、電話診療に関する臨時的措置として、新型コロナ対策に限って初診での実施を認めた。これを受けてメディヴァは、資料「新型コロナウイルス感染対策としてのオンライン・電話診療」をまとめた。

 

 

厚労省が4月15日までに公表したオンライン診療における診療報酬の取扱いのポイントを分かりやすくまとめたもので、

主な項目は
▽臨時的な取扱いについて
▽初診時の業務上留意点
▽かかりつけ患者が電話、テレビ電話などで受診した際の留意点
▽電話診療/オンライン診療における点数例(院外処方)
▽診療報酬上の臨時的な取扱い―― など。

 

 

加えて、オンライン診療を実現するシステムやオンライン診療のビジネススキーム(短期、暫定的)、診療フロー案などを併載している。

 

 

 

 

同社の大石佳能子社長は、政府の規制改革推進会議の医療・介護WG座長として「新型コロナウイルス感染症対策に関する特命タスクフォース」において、初診での実施を提案。

 

 

 

今回のマニュアル公開に際して、大石社長は「新型コロナの感染を防ぐには『患者と医療者、患者同士が出来るだけ接触しない』ことが重要で、遠隔診療の活用が適している」と説明。その上で、多くの医療機関の参加と速やかに動き出せることが重要だと指摘し、「できるだけ軽く、速やかにオンライン診療を始めたい医療機関のために、診療報酬、システム、業務フローを資料としてまとめた」と述べている。

 

 

 

 

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