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全国12都市で開催

 国土交通省は、サ高住整備やセーフティネット住宅改修、介護予防や健康増進、多世代交流などに配慮した先導的な住環境整備などを補助する「スマートウェルネス住宅等推進事業」の説明会を、全国12都市で2月から順次開催する。

 

国は2020年度の当初予算案で同事業に総額250億円を計上。予算成立後に補助事業が開始される見込み。

 

説明会の開催都市と日時は、2月開催が▽東京都港区(12日)▽仙台市(14日)▽高松市(14日)▽大阪市(17日)▽広島市(19日)▽札幌市(20日)▽金沢市(25日)▽那覇市(25日)▽名古屋市(26日)▽福岡市(28日)の10都市。3月開催が▽神戸市(2日)▽横浜市(4日)の2都市。開催場所や時間は国交省のウェブサイトに掲載されており、参加希望者は開催日の4日前までに申し込むことが必要。定員は各会場で異なるが、いずれも先着順で受け付ける。

 

20年度のスマートウェルネス住宅等推進事業について、施設整備費への補助割合や上限額、要件などは19年度とほぼ同様の基準。サ高住は、新築時に整備費の10分の1(1戸当たり上限90〜135万円)、改修時に同3分の1(1戸当たり上限180万円)を補助する。高齢者生活支援施設は、新築時に同10分の1、改築時に同3分の1を補助する。いずれも1施設当たりの上限は1千万円。

 

このほか、介護予防や健康増進、多世代交流等を考慮した「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」では工事費について、新築時は10分の1、改修時は3分の2を支援。そのほか、技術の検証などに関する費用についても3分の2を補助する。

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