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津久井宏氏がトップに就任

 

ツクイ(横浜市)は13日に開催した取締役会において、持株会社体制への移行に伴う分割準備会社「ツクイ分割準備会社」を18日付で設立すると決議した。分割準備会社との間で吸収分割契約を締結し、「ツクイホールディングス」としてグループ体制を変更する方針だ。

 

 

10月1日付で、ツクイからツクイホールディングスに、ツクイ分割準備会社からツクイに商号を変更する。持株会社体制移行後の経営体制としては、ツクイホールディングス社長にツクイ会長の津久井宏氏が就任、承継会社ツクイの社長には、ツクイ社長の髙橋靖宏氏が就任する。

 

 

ツクイ 津久井宏代表取締役会長

 

 

持株会社体制移行の目的として、同社は「2025年問題および生産年齢人口の急減により労働力の制約が強まる2040年を見据え、今後も持続的に成長していくため」としている。ツクイホールディングスがグループの経営の管理・監督機能および経営戦略の企画・立案機能に特化し、完全子会社となるツクイは介護事業を中心に事業の拡大を図ることで、グループ全体で連携した事業推進体制を構築。新規事業などを推進し、経営戦略に応じたM&A、資本提携および業務提携などによる事業再編を迅速に行っていきたい考えだ。

 

 

 

また、同社では11日の取締役会において、子会社で介護・医療の人材紹介事業を手掛けるツクイスタッフの社長に、6月19日付で森野佳織氏が就任することを決議。三宅篤彦社長は退任する。

 

 

 

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