厚生労働省は6月19日、医師や看護師、医療人材を対象にした求人情報サイト「医療のお仕事Key―Net」を開設した。新型コロナウイルス感染者の急増や患者クラスターの発生、医療従事者間の感染拡大リスクに備え、医療人材の募集と求職者のマッチングを行う。
新型コロナの第2波対策
新たに開設した「医療のお仕事Key―Net」は、G―MIS(新型コロナウイルス感染症医療機関等情報支援システム)に全国の医療機関・保健所などが登録している
▽医師 ▽保健師 ▽助産師 ▽看護師 ▽准看護師 ▽診療放射線技師 ▽臨床検査技師 ▽臨床工学技士 ▽薬剤師 ▽救急救命士 ▽事務職
などの求人情報を公開。求職者は利用登録なしでこれらの求人情報を閲覧できる。
情報を登録している医療機関や保健所などは、同サイト上の機能を活用して応募を受け付け、オンライン面接の実施も可能。利用に際し、求人機関側にも求職者にも手数料などはかからない。
民間企業も無償協力
また、女性医師バンク、ナースセンターのほか、民間の職業紹介事業者などに登録中の求職者にも新規募集案件を案内する。このうち、民間事業者の参画について厚労省は「CSR(企業の社会貢献)活動として時限的に無償協力をいただく」としている。
採用された人は、厚労省の指定する無料研修(数時間程度)を受講することが条件となる。採用機関での研修なども可。
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