公益社団法人日本医師会(東京都文京区)の救急災害対策委員会(山口芳裕委員長)はこのほど、「新型コロナウイルス感染症時代の避難所マニュアル」を作成し、一般にも公開している。
「3密」が避けられない避難所では 感染拡大やクラスター化リスクが高いため、避難所での感染症対策をまとめて都道府県医師会を対象に新たにマニュアル化した。
特に新型コロナウイルスは飛沫や接触による伝播の感染リスクが高いとされる。
避難所には
▽体温計(非接触型)
▽アルコール消毒(手指衛生用)
▽次亜塩素酸溶液
▽ハンドソープ
▽ウェットティッシュ
▽フェイスシールド
▽ビニールシート
▽使い捨て手袋
▽ビニール袋(ゴミ回収用)
▽個人防護具
――などの備蓄を推奨。
避難者にも個別で
▽体温計
▽手洗い洗剤/石鹸
▽マスク
▽アルコール消毒・台所用洗剤など
――の持参を求める。
マニュアルには避難所入所時の健康状態を確認するための標準書式として「避難所等における症候群サーベイランス用紙」などを収録。すべての避難者に対して新型コロナウイルス感染症を疑う症状の有無を調査するように求めている。
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