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ベネッセスタイルケア(東京都新宿区)が運営する介護付有料老人ホームにて半年間の実証実験を行った歩行モニタリングシステム「Q'z TAG™ walk」が、6月30日より販売開始された。

開発・販売は住友電気工業(大阪市)。同製品は15グラムと軽量で、Bluetooth接続が可能。センサーを腰につけて10メートル歩くだけで、「動き」「バランス」「速さ」「リズム」をレーダーチャートで見える化して歩行状態を評価し、改善ポイントと推奨の運動プログラムをアドバイスするシステムだ。京都府立医科大学を中心とするサテライト拠点でのニーズ探索をきっかけに、実証実験を経て製品化した。

実証実験では、リハビリ・運動に対するモチベーションの向上や適切な運動を重ねたことによる身体機能の改善、取り組みを通じたコミュニケーションの増加といった効果が確認されたという。

 

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