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日本認知症グループホーム協会

 札幌市で10月1日、「第18回日本認知症グループホーム大会」が開催された。主催は公益社団法人日本認知症グループホーム協会(東京都新宿区)。全国から830名が参加した。

 基調講演では厚生労働省老健局の蒲原基道局長が登壇。「現在、認知症患者は462万人、MCIの人は400万人いる。彼らが安心、安全に生活できるように、認知症ケアの専門性をもつグループホームが核となり、住民と共生できる地域をつくる必要がある。また、高齢者の就労機会の創出も重要となってくる」とグループホームへの期待を述べた。

 河﨑茂子会長は「認知症に特化した団体として、地域の中心となり、一丸となって認知症ケアをより一層進めていく」とした。

 会場には、一般市民を対象にした認知症相談コーナーが設置されたほか、ロボット展示も行われた。

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