厚生労働省は先月、自治体に向けて「福祉用具貸与価格の全国的な状況の把握について」を通知した。国が全国的な福祉用具の貸与価格について把握するために事業者にTAISコードが付与されていない商品について届け出を促す。
TAISコードは公益社団法人テクノエイド協会(東京都新宿区)が運営する福祉用具情報システム(TAIS)で管理する、福祉用具メーカーや輸入事業者の企業情報や価格情報、商品コードを紐づけた管理コード。
TAISコードがついていない商品については、今月30日までに、TAISコードまたは福祉用具届け出コードの取得が必要となる。11月の介護給付費請求分からは介護給付費明細書にどちらかのコードの記載が求められる。いずれの場合も具体的手続きはテクノエイド協会のホームページを参照。
福祉用具の貸与価格については、2018年10月から(1)商品ごとの貸与平均価格について国がホームページにて全国平均価格を公表する、(2)貸与価格に一定の上限(全国平均貸与価格+1標準偏差)を設ける、予定になっている。
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