湘南エリアの展開強化へ
ユニマット リタイアメント・コミュニティ(東京都港区)は13日、同社が運営する有料老人ホーム「交欒 葉山一色」(神奈川県葉山町)において営む事業を、会社分割により同社の連結子会社である湘南交欒(東京都港区)に承継するとした。効力発生日は4月1日。
同社では、新たなビジネス領域の開拓における取り組みの一環として、昨年3月、富裕層向けの有料老人ホーム・新ブランド「交欒―MAZERAN―」の第1号店となる「交欒 葉山一色」を神奈川県の湘南エリアに開設。
アクティブシニアを中心に介護に留まらない各種サービスを提供するシステム構築を通じ、今後は「交欒」ブランドの強化及び経営資源の集中と経営判断の迅速化を図ることを目的に、湘南エリアにおける事業展開を強化することを決定した。
また、今年6月と11月に開設予定であった湘南エリアの2施設「交欒湘南佐島」(神奈川県横須賀市)と「交欒油壺」(同三浦市)については、サービス提供システムを再検討するなど新たな事業計画に沿って、開設時期を12月以降に変更。さらに、この2施設の運営について、当初予定していた長期建物賃借契約から自社所有不動産に変更、湘南交欒は不動産所有権を取得する。
同社では、「今後、当該エリアを中心に、地域に密着したサービス提供を通じて顧客基盤の拡大を図り、より競争力のある強固なビジネスへと進化させていきたい」としている。
湘南交欒は今年1月4日、ユニマット リタイアメント・コミュニティの100%連結子会社として設立。社長は中川清彦氏。
この記事は有料会員記事です。
この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローしよう
Follow @kj_shimbun会員向けコンテンツです。ログインしてください