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 西日本鉄道(福岡市)は3月22日、住宅型有料老人ホーム「サンカルナ久留米」(居室数306室)を福岡県久留米市に新設すると発表した。九州地域の高齢者向け住宅・施設としては、最大規模となる。

 

 

 サンカルナ久留米は、利用権方式の住宅型有料老人ホームで、一般居室272室、介護居室34室。2棟構成の建物のうち2階建ての介護共用棟には、介護居室、ケアステーションなどのほか、源泉掛け流しの大浴場を設置する。
 さらに同施設では、IoT技術を活用した健康管理サービスも導入する。ソニーコミュニケーションズ(東京都品川区)が開発した「FAIT(ファイト)」で、加速度センサーを搭載した防水の腕時計型端末により、入居者の日々の睡眠時間や歩数などを記録。さらに定期的に体力・認知機能を測定し、そのデータをもとに、健康維持や認知症予防など、入居者の健康管理サービスも提供する。

 

 建物は、RC造14階、延べ2万5534平米。投資総額は約68億円。4月に着工し、2020年4月に竣工、同7月に入居を開始する予定。入居一時金は約2400万円、月額費用は約13万円(食費込み)。運営は、グループ会社の西鉄ケアサービス(福岡市)が行う。

 

 西日本鉄道は、シニアマンション事業として「サンカルナ」と「サンカルナテラス」の2ブランドを展開。現在、福岡県内に6施設・759室を有し、今後も事業拡大を図る。

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