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新潟県で教育や医療・福祉事業を展開するNSGグループ(新潟市)は、胎内市で中条中央病院を運営する医療法人社団共生会の全出資持分を取得したと発表した。NSGグループは県内有数の医療福祉グループ。多様なサービスを有しており、承継病院との連携を強化していく。

 

 

一般病床90床の中条中央病院がある胎内市には、NSGグループが運営する介護老人保健施設、グループホーム、小規模多機能型居宅介護施設などがあり、元々協力機関となっていた。承継によりさらに連携を強化して地域におけるサービス力を高める狙い。

 

「医療・介護の連携だけでなく、グループが持つ学校から人材の供給・育成、また教育・研究でも協業できる」(NSGグループ)と話す。新潟医療福祉大学、事業創造大学院大学、福祉系専門学校、高校など多くの教育機関を持ち、人材育成においても強力な基盤がある。

 

今後も後継者不在などで運営が難しい医療・福祉法人があれば、「地域に貢献できるのであれば前向きに検討する」(NSGグループ)と事業承継には積極的な姿勢。
上場ヘルスケアリートによる病院不動産取得の国内第一号案件は、同グループの運営物件であり、その経営手腕は医療法人や金融機関からも注目を集めている。

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