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 東京都世田谷区を本拠地に自費型訪問リハビリテーションを運営しているARROWは、人員の拡充とともにサテライトの設置を進め、11月より訪問エリアを首都圏全域に拡大。自費による訪問リハビリ事業の展開を加速する。

 自費型訪問リハビリテーションは、介護保険外サービスのため、医療保険や介護保険のケアプランに影響なく併用できる。指示書は不要で、希望があれば身体状況を見ながら必要なトレーニングまたはコンディショニングサポートを行っている。ベッドが必要な人以外はトレーニングに畳2畳分の広さがあれば十分で、トレーニングに必要な道具類は担当者が持参する。

 サービスの特徴は、理学療法士が自宅または入居中の施設などに訪問し、利用者の身体状態を把握した上で目的や目標に沿った運動指導をプランニング。トレーニング内容は身体状況に合わせながらその都度変更し、健康な身体の維持・改善をサポートする。

 主なサービス内容は、(1)目標の確認、現在の生活環境チェック、(2)活動量のチェックなどのカウンセリング、(3)身体状況評価、バイタルチェックなどの健康管理、(4)筋力強化、柔軟性向上、疼痛部位の改善、姿勢改善、ホームワークメニューの作成などの機能訓練、(5)介護方法指導、福祉サービスの紹介などの介護者援助の5つ。

 同社に聞くと「施設に入居中だが、リハビリ回数など十分に満足するリハビリを受けることができないという家族からの依頼や、退院患者から『退院後もリハビリを継続したい』との希望があるものの外来リハビリ機能がなくフォローできないという医療法人、施設常駐のリハビリスタッフがおらず、個別または集団でのリハビリを定期的に行って欲しいという介護事業者などからの依頼などが増えている」と話し、ニーズの多さから今月より首都圏全域へのサービス提供に踏み切ったという。

 料金は、カウンセリング、バイタルチェックも含む60分の体験リハビリで3250円。入会する場合には入会事務手数料として1万円かかり、利用料金は基本時間60分の1回利用で8000円、月4回利用で3万円、半年間24回で17万5200円、1年間48回で33万6000円(交通費は別途)。

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