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セコム医療システム(東京都渋谷区)は4月1日、神奈川県鎌倉市に、訪問看護、訪問介護、通所介護、居宅介護支援の4サービスを併設させた「セコム在宅総合ケアセンター鎌倉」を開設した。同社では2011年に都内で訪問介護・居宅介護支援・訪問看護を併設させた在宅総合ケアセンターを開設しており、今回が2例目。

同施設は、料亭の跡地に建てられており、桜の木がある庭は料亭時代の物をそのまま残すなど古都鎌倉にあった落ち着いた雰囲気が特徴。デイサービスは定員30人(当面は15人で運営)。昼食に加え夕食も提供することで家族の負担を大幅に軽減したのが特徴。

また建物2階には、セコムの提携先病院のひとつである医療法人社団三喜会鶴巻温泉病院の訪問リハビリテーション拠点が入居し、セコムが提供する介護・医療サービスとの連携を図る。4月17日現在、訪問看護で約30人、訪問リハビリテーションで約80人の利用者がいるという。

同社は2003年より鎌倉市で訪問介護と居宅介護支援を提供してきた。今回は、これらのサービスを移転し訪問看護と通所介護を加え、在宅生活の支援、介護重度化予防、認知症への早期対応などを図るのが狙い。

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