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 レオパレス21グループのアズ・ライフケア(東京都中野区)は4月1日、さいたま市に初の介護付有料老人ホーム「あずみ苑グランデ桜」を開設する。

 

 

地域交流を促進関係づくり注力

 

 同物件はアズ・ライフケアとしては初、レオパレス21グループが展開する介護付有料老人ホーム「あずみ苑」としては8棟目。50室2階建てで、全て18平米の単身用居室となっている。入居費用は3タイプに分かれており、前払い金が1番高い360万円のプランでは、月額が食事・管理費込みで10万9000円。また、今回の開設で初めての試みとして地域に開放して自由な活動に使える会議室「健康生きがい室」を設置した。開設前から地域住民を呼び込み、利用を促すなど関係構築に努めているという。

「当施設のコンセプトは『自分らしい生活の実現』。入居者に施設側の都合を押し付けないよう、入浴や食事時間に幅を持たせ、介護が必要でも極力家庭に近い生活リズムの実現を目指します。地域交流ができる環境作りもその一環です」(山嵜正春ブロック長)

 

 

自分らしい生活個別面談で実現

 

 同物件では入居者・家族と担当職員が面談を行い、月に1度入浴・食事時間のほか週2回取り入れるパワーリハビリの時間帯やイベントの内容、希望する内容の食事提供などに繋げていくという。また、入浴を専任制にして、身体の状態を知っているなど入居者と関係構築ができた担当者が介助する方針だ。

 こうしたソフト面の工夫は、現場の責任者らで考案した。50人規模の施設に対するサービスとしては手厚い分、職員の負担も大きいが、採用面談時から施設長が個々人に対して方針を確認しているという。

 同社では今年度も、ショートステイ、デイサービスなどを主軸に開設予定。

 

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