ツクイ(横浜市)は13日、2019年3月期決算説明会にて津久井宏社長が会長に、髙橋靖宏専務が社長に就任する人事を発表した。6月25日開催予定の株主総会及び株主総会終了後の取締役会で正式に決定される予定だ。就任後は津久井会長が新規事業開発の強化を、高橋社長がデイサービスを中心とした介護事業を推進する。
津久井社長は新規事業開発について「既存顧客をターゲットにした新規事業と既存サービスを活かした新規事業を中心に、当社以外の事業者にも価値のある事業を展開していきたい」と述べた。
20年3月期に向けた取組みとして、デイの加算取得をこれまでの個別機能訓練加算と中重度者ケア体制加算に加え、ADL維持等加算取得を今期より強化することを明らかにした。また、25年に向け80ヵ所を重点地域とし、従来の中重度機能訓練デイのみの展開から、趣味活動、認知症対応、短時間などに特化、多様化したデイ運営を戦略的に行う方針を示した。
2019年3月期の売上高は863憶4900万円で前期比5・6%増、経常利益は37憶8300万円で前期比22・2%減。増収減益の理由としては、組織改編に伴う販売管理費の増加の影響を挙げ、その結果経費増に至り、減益につながったと分析している。
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