SOMPOホールディングス(以下・SOMPO/東京都新宿区)は3月9日、お茶の水女子大学(同文京区)と健康寿命の延伸や生涯学習社会の実現などに関する包括協定を締結した。
協定を結んだ経緯について、お茶の水女子大学室伏きみ子学長は「当大学では16年に文系・理系を横断して、人が生涯にわたり、いきいきと健康に暮らせる社会づくりの研究を行う『ヒューマンライフイノベーション開発研究機構』を開設しました。この考え方がSOMPOと一致しました」と説明。
一方でSOMPO櫻田謙悟社長は「保険に入っている9割の人は実際に保険を利用することなく、そのメリットを享受できません。『もっと日常生活に関わりたい』という思いは強く持っていました。15年に介護事業に参入したのもそれが理由です。お茶の水女子大の取り組みを知り、当社から声をかけさせてもらいました」と語る。
今後、共同して取り組むテーマは(1)糖尿病などの生活習慣病予防プログラムの開発(2)SOMPOの介護保険サービス利用者の、身体機能に対応した体操プログラムの開発(3)介護事業者のマネジメント層育成のための教育・研修プログラムの開発(4)女性の活躍支援(SOMPO女性社員が、お茶の水女子大学が運営する教育プログラムに参加)、など。
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