「日本の医療を輸出産業に」という理念を掲げる医療法人社団KNI(東京都八王子市)。その関連企業であるKitahara Medical Strategies Internationalは日揮、産業革新機構と合同でカンボジアのプノンペンに10月17日、病院「サンライズジャパンホスピタル プノンペン」を開院する。
開院に先駆けて9月20日に開院式典を開催。北原理事長は「2008年に初めてカンボジアを訪問した際に医療サービスが限られていることを痛感したことが開院のきっかけ。ITシステムや教育プログラムも充実させてカンボジアの医療の質向上に貢献したい」と挨拶をした。
同院の病床数は50床で、そのうち10床がICU、残りが一般病床。2室の手術室、最新のMRI、CTを備え、約20人の日本人医療スタッフと日本で研修を受けた約100人のカンボジア人スタッフによって運営される。また、日本とのネットワークによる遠隔診療、健康診断など日本水準の高品質な医療サービスを提供する。
さらに、医療サービスの提供だけではなく、運営システムや教育システム、患者給食、ITインフラなど医療に関わる全てのノウハウをもって、カンボジアの医療インフラの発展に貢献することを目指すという。
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