厚生労働省は昨年12月15日、2017年度「第20回介護支援専門員実務研修受講試験」の結果を発表。13万1560人が受験し、2万8233人が合格した。受験者数は前年度比6975人増加となり、合格者数も1万1952人増となった。
同試験において、合格率は2011年度より20%を下回り、2016年度には過去最低となる13・1%であったが、今回は前年比8・4ポイント増の21・5%となった。
職種別最多は介福士7割超
職種別に合格者数を見てみると、最も多かったのは介護福祉士(1万9838人)で70・3%を占めた。次いで相談援助業務従事者・介護等業務従事者(4496人)、看護師、准看護師(2413人)、社会福祉士(2219人)、理学療法士(891人)、作業療法士(462人)などの順となった。また、都道府県別合格者数では、東京都が最多で2848人。次いで大阪府(2271人)、神奈川県(1948人)など。最も少なかったのは、鳥取県(153人)だった。
2008年より行われてきた第1回~第20回までの介護支援専門員実務研修受講試験の受験者数は合計で275万5820人、合格者数は69万5017人にのぼる。
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