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 めいとケア(千葉県松戸市)は11月25日、平和不動産グループの介護事業者、平和ヘルスケア(同我孫子市)の株式を100%取得した。

 平和ヘルスケアは2001年、我孫子市に介護付有料老人ホーム「平和の里あびこ」を開設。平和不動産が布佐平和台住宅街とともに一体開発した施設で居室数は57室(定員62名)。近年、入居率が6割強にとどまっていた。

 数社が承継に名乗りを上げていたが、千葉県北西部を基盤に地域密着で介護事業を展開してきためいとケアの実績が評価された。承継後は「めいと我孫子布佐」に社名変更。施設名称は「グランドめいと我孫子布佐」とした。入居費用は一時金なしの場合、家賃、管理費、食費を含め月額13万5000~16万5000円。

 買収額は非公表。今後の入居募集について「3ヵ月程度で満室としていきたい」としている。

 そのほか、グループホーム2棟、小規模多機能型居宅介護、居宅介護支援事業所も承継。従業員60名余りも引き継ぐ予定。

 平和不動産は東証一部上場で、東京証券取引所のオーナー企業。めいとケアは千葉県を中心に東京都、埼玉県、秋田県で介護付有料老人ホームを4棟、住宅型有料老人ホームを15棟、グループホームを2棟運営。入居率は98%に達する。

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