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第3回
高齢者住宅
フォーラム
施設で取り組む高齢者虐待防止対策

今の虐待防止策は正しいか?

職員による入居者への虐待事件の増加で、社会の厳しい目が高齢者施設に向けられている。厚生労働省はこれらの事件増加の要因を「ストレスによる感情のコントロールの問題と認知症利用者への対応知識の問題」としているが、本当にそうだろうか?事件の背景にある組織要因を把握し実効のある対策を講じなければ、経営を危機に陥れる虐待事件は必ず起こるだろう。本講義では、虐待事件の本当の要因を分析し具体的な対策を解説する。

講師 山田 滋

株式会社安全な介護 代表

 早稲田大学卒業。現あいおいニッセイ同和損害保険に入社し、2000年4月より、介護・福祉施設の経営企画・リスクマネジメント企画立案に携わる。2013年同社退社。現在は介護事業のリスクマネジメント専門家として「事例から学ぶ管理者の事故対応」「事例から学ぶ原因分析と再発防止策」などのテーマで、精力的に講演活動・セミナー・コンサルティングなどを行っている。
詳細はホームページ
anzen-kaigo.comを参照。
開催日時 2016年04月13日 13時30分~16時30分(受付13時から)
場 所 AP東京八重洲通り

講演内容

○虐待事件が増加する理由
「虐待が発生しても職員個人の要因」と考える経営者の認識、「ストレス対策と認知症対応知識の教育が大切」と考える監督官庁の認識、「自分だけは虐待行為をしない」と過信する職員の認識、「ビデオで撮影して証拠をつかむ」という家族の認識
○職員による高齢者虐待防止策の現状
ストレスマネジメントと認知症対応の教育だけで防げるか?「高齢者虐待防止法の徹底」と唱えた厚労省、虐待が発生する組織的背景(組織要因)に気付かない
○職員の個人要因ではなく組織要因で捉える(3つ要因を理解する)
怒りの感情コントロールが困難な場面、職場のモラル低下による組織ぐるみの虐待、虐待リスクの高い「著しく適性が欠ける人材」
○施設で取り組む高齢者虐待防止対策
介護職員が最も理性を失う場面は?感情コントロールが難しい場面での組織的バックアップ、職場のモラル低下を早期に発見する、モラル低下を防止するためのリーダーの役割、家族の過剰な要求を受け入れる管理者、著しく適性の無い人材とは?適性の無い人材を職場から排除する方法
■参加費 3万5,000円(1名につき)、
2名以上参加の場合、3万円(1名につき)
※いずれも消費税、資料代含む
■申し込み方法
「お申込みはこちら」フォーム、申込書PDFを
FAXでお送りください。
ご請求書を送付。ご入金後、参加証・会場案内をご送付いたします。
代理の方の参加も可能です。
●参加費は会期前払いです。参加お申込後、請求書(銀行振込)をご郵送します。
(銀行振込手数料はご負担ください)
入金確認後、参加者代表者宛に参加証・会場案内を人数分お送りします。
※直前の参加申込キャンセルは下記のキャンセル料が発生します。
(会期10日前以内で参加費の100%、14日前以内で同50%)
※参加者情報については主催者の活動に関連する資料のご案内で利用させて頂くことがあります。
※領収書は銀行振込の際の振込明細とさせていただきます。
この記事は有料会員記事です。
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