グローバル総合研究所(名古屋市)は4月27日、千葉県船橋市にショートステイとデイサービスの複合施設「シンシア船橋」を開設。同社は東海地方・神奈川県を中心に36事業所を展開しており、千葉では初店舗になる。今後は同様の施設を年2~4ヵ所のペースで首都圏に増やしていく考えだ。
同施設では、医療依存度の高い人の受け入れに注力。看護師24時間常駐、常勤のOT・PT配置に加え、介護職員の9割が介護福祉士資格を取得しているなど手厚い人員体制が特徴だ。急なショートステイの利用にも対応できるよう、日常着・肌着を洗濯付き1日単位で利用できる「手ぶらセット」も用意した。
「経管栄養や人工透析、在宅酸素利用者も歓迎です。食事も、塩分・水分・カロリー制限食や8段階の食形態に応じて現地調理します」(松村真紀子施設長)
入浴設備にも力を入れており、大浴場には中庭を見ながら入れる浴槽のほかに、座位・臥位対応の機械浴や個浴を完備。それぞれカーテンで仕切り可能とプライバシーへの配慮がうかがえる。
松村施設長は「利用に限らず災害時など含め、地域住民から『困った時のシンシア』として頼られる施設を目指します」と語った。
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