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 アパート建築請負事業などを展開するシノケングループ(福岡市)の子会社で、サービス付き高齢者向け住宅の運営などを手がけるシノケンウェルネス(東京都港区)は、大阪でグループホームなどを運営する会社2社の株式を2月27日付けで取得した。

  今回、子会社化したのはフレンド(大阪市)とベスト(大阪府八尾市)の2社。両社は同一の個人が100%の株式を有する兄弟会社。

 両社合計で、現在大阪市と東大阪市を中心に、グループホーム5棟と小規模多機能1棟を運営している。フレンドは売上高約3億3700万円・経常利益約3900万円(2014年7月期)、ベストは売上高3900万円・経常利益は約600万円の損失(2014年5月期)両社株式の取得価格は合計で約7億9800万円。

 シノケングループでは、現在、東京都内と福岡市で、サ付き住宅3棟・デイサービス2棟を運営する他、管理する一般賃貸住宅の空室を活用した「高齢者安心サポート付き賃貸住宅」を運営している。

 今回、フレンド、ベスト両社がグループ傘下に入ることで、提供可能な介護関連サービスの幅が広がるとともに、新たに関西エリアの事業展開が可能となる。

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