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 厚生労働省と環境省は共同で、今年度実施する小規模介護施設を対象にした「省CO2型福祉施設等モデル支援事業」の参加施設を5月15日まで募集している。

 現在、福祉施設では情報や資金の不足から省CO2設備の導入が進んでいないのが現状。この事業では省CO2設備を導入してCO2排出削減を図り、施設の光熱費削減や入居者の健康増進を図ることが目的。参加施設にはモデル的に省CO2設備を導入する。

 具体的には、まず福祉施設でどれだけCO2が削減できるか調査を実施。一定のCO2削減が期待される場合、高効率の給湯設備・空調設備などの導入を支援する。なお、設備導入により入居者の健康・快適性の向上に繋がるなど優良事例を公表する予定。

 補助対象となる福祉施設は、(1)小規模の高齢者福祉施設(定員29名以下の特別養護老人ホームなど)、(2)人口が5万人未満の小規模地方公共団体が所有する施設など。(1)および(2)に該当することが条件。実施期間は2015年度から2017年度。設備導入費の3分の1、調査費の定額を補助する。

 応募、問い合わせは(社)低炭素社会創出促進協会まで。

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