ソラスト(東京都港区)は9月1日より、職員の働きぶりに応じてポイントを付与するインセンティブ・ポイントを導入した。福利厚生大手のベネフィット・ワン(同新宿区)が提供する仕組みを取り入れ、介護職員の福利厚生として、貯まったポイントで家電製品や旅行などの商品と交換できるというもの。満足度を高めて定着を図る狙いで、同社によると介護業界でのポイント制度は初めてだという。
常勤・非常勤問わず、管理部門以外の介護職員は全員対象。ポイント付与の基準は4項目あり、「3年以上の勤続年数」「新しい社員の紹介」「事業所での予算達成」「社員からのアイデア提案」によってそれぞれポイントが付く。
事業所で営業成績が目標を上回れば、事業所に所属する職員全員にポイントが与えられたり、社員が業務改善などのために考えたアイデアを会社に対して提案したりするとポイントが付く。今回のインセンティブ・ポイントは介護職員のほか保育職員も対象となる。
「介護職員の確保だけではなく、現在従事する職員の定着率向上を図りたい。特に女性が多い職場であるため、女性に喜ばれるポイント制度を社員の発案によって取り入れた。今後さらに基準項目を増やして福利厚生を充実させたい」(翁理莉広報室長)
この記事は有料会員記事です。
この記事が気に入ったら
フォローしよう
最新情報をお届けします
Twitterでフォローしよう
Follow @kj_shimbun会員向けコンテンツです。ログインしてください