日本一の高齢者住宅を決めるコンテスト「リビング・オブ・ザ・イヤー2015」(主催・高齢者住宅経営者連絡協議会)の決勝大会が10月15日都内で開催された。
当日は48のエントリーの中から事前審査を勝ち抜いた「シニアスタイル尼崎」「クロスハート湘南台弐番館」「くぬぎ苑」「アシステッドナーシング&リビング鶴の苑」「クラーチ・ファミリア佐倉」「ツクイ・サンシャイン郡山」「ウェル・エイジング・プラザ松戸ニッセイエデンの園」(発表順)が、自らの介護に対する考え方や取組みなどについて発表した。
介護・福祉関連有識者や一般市民など100人からなる審査員の投票の結果、大賞には、利用者一人ひとりについて「好きなお酒の銘柄は何か、それをお湯や水で割るときの比率はどのぐらいか」などといったことまで記録し、それまでの家での生活をホームに入っても可能な限り継続する取り組みを発表した、福岡県飯塚市の特養「くぬぎ苑」が選ばれた。
くぬぎ苑は「家族の『特養に入れてしまった』という考えを何とか変えたいと思ってきた。今回の受賞で、特養が高齢者住宅の仲間入りができた」と受賞の喜びを語った。
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