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 フィリピン共和国大使館認定の「フィリピンケアワーカーズ協会」(東京都江戸川区)が設立され、役員就任式が今月11日、都内で行われた。アゼリーグループは同協会を後援する。

 立教大学大学院コミュニティ福祉研究科の研究員で、アゼリーグループの創造未来研究所の統括研究員でもあるケリ・イメルダ氏は、2005年より日本におけるフィリピン人介護職員の労働条件、教育・研修、就労の現状などについて調査・研究。

 日本語での会話や読み書き、仕事内容の理解など様々な問題があることから、フィリピン人介護職員に対する相談窓口の設置をフィリピン共和国大使館に提案。協会を設立することが認められたことから、11日の役員就任式となった。

 会長にイメルダ氏、副会長に根本・マキ氏が選ばれたほか9名が就任した。

 協会は今後、会員の職場相談、仕事に関する情報交換、勉強会、会員の交流会などを行っていく予定。また、日本の介護行政機関や教育機関、介護事業者との連携に基づき、フィリピン人介護職員全体の技術や知識のレベルアップを図り、日本の介護業界や社会全体にフィリピン人介護職員の正しい理解を啓蒙していく計画だ。

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