CYBERDYNE(茨城県つくば市)は、日本初のロボット治療機器「HAL 医療用下肢タイプ」(以下・「HAL 医療用」)について、11月25日付で厚生労働省より医療機器の製造販売承認を取得した。患者が身に付ける医療用ロボットの承認は国内初となる。今後は公的医療保険適用に向けて準備を進めていく。
「HAL 医療用」は希少疾病用医療機器の指定を受けている。通常の審査期間が12ヵ月のところ、9ヵ月で承認が下りたことからも、期待の高さがうかがえる。
「HAL 医療用」は患者に装着して生体電位信号を基に下肢の動作補助を行い、歩行機能を改善するもの。
対象疾患は、脊髄性筋萎縮症(SMA)や筋萎縮性側索硬化症(ALS)など8疾患。いずれかの診断を受け、歩行の介助又は歩行補助具を要し、体重が40~100キログラム、身長が150~190センチメートルの患者が対象。
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