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キャピタルメディカ(東京都港区)の子会社クラーチ(同)は、4月25、26日にシンガポールで開催されたフォーラム「5th Annual Asia Pacific Eldercare Innovation Awards」で高齢者向けの優れた住宅を評価する「Facility of the year - residential aged care -」を受賞した。

主催者のAgeing Asiaはアジア・大洋州を中心として高齢者向けサービスや介護事業に従事する1700以上の個人、法人が所属する団体。本フォーラムはこの領域における革新的な取り組みを評価、紹介するもの。20ヵ国以上から約500の事業者が参加した。クラーチは千葉県佐倉市にある介護付有料老人ホーム「クラーチ・ファミリア」佐倉をエントリーした。

キャピタルメディカの中村健太郎執行役員は受賞について「食事などの場面における『ハレと褻』の演出や空間設計などを紹介した。特に、基本的ケアの確実な実践という基礎のうえに、上質なホスピタリティを身に付けていく職員の教育体系や認知症ケアが評価された」としている。

また、フォーラム内の認知症ケアをテーマとしたパネルディスカッションでは中村執行役員が登壇して、同社で開発、採用しているMCI早期発見・認知症リスク低減プログラム「アタマカラダ!ジム」を紹介した。

 

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