ココカラファイン(横浜市)は6月5日、東京で訪問介護、デイサービス、調剤薬局を展開するシニアコスモスの全株式を取得すると発表した。取得額は非公開で、7月3日に株式譲渡が行われる予定だ。
ココカラファインは、関東では「セイジョー」ブランドで、関西では「セガミ」ブランドなどで、全国約1300店舗のドラッグストアを展開している。介護事業分野では2009年10月に、介護事業を展開していたタカラケアの全株式を取得し、子会社化。その後、2011年12月にリハビリ特化型の介護事業を展開していたリハワークスと元気の株式を取得し、子会社化している。2012年4月にグループの介護事業を集約し、ファインケアに社名変更。介護事業に本格参入した。現在は、訪問介護、訪問看護、デイサービス、リハビリ特化型デイサービス、ショートステイ、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅を東京と埼玉で展開している。
同社は、医療に携わる多職種協働により、地域における在宅医療などを一体的に提供する「地域におけるヘルスケアネットワークの構築」を推進しており、今後は、エリアにおけるドミナントを深耕するとともに、調剤事業と連携した訪問介護・居宅介護支援事業の拡大、既存介護事業の拡充を図っていく。
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