アズパートナーズ(東京都千代田区)は6月1日、15棟目の介護付有料老人ホーム(以下・介護付きホーム)「アズハイム練馬ガーデン」を開設した。同施設は、ICT/IoTシステム「EGAOlink」を新規開設時から導入した初の施設だ。
練馬区では3棟目の介護付きホームであり、デイサービス・ショートステイを合わせると5棟目だ。
同施設の特徴は、業界初のICT/IoTシステム「EGAO link」を導入している点。これは、パラマウントベッド、アイホン、富士データシステム、住友電設の4社をパートナー会社として独自開発したもの。入居者の24時間の状況がスマホ1台で把握できるシステムで、入居者の状態に関するデータがそのまま記録となる点が特徴だ。今年2月より、既存の「アズハイム町田」に導入し、1ヵ月間データを収集・効果測定。約17時間/日(職員2名分)の労務が軽減されている。
植村健志社長は「削減された労務時間を入居者と過ごす時間にできる。人員削減ではなく、個別対応や人材育成などケアの質向上のための時間として活用する方針」としている。実際に、1日の生活リハビリのサービス提供人数が、導入前と比べると2名から8名と大幅な増加につながっているという。
施設は、地上3階建て地下1階建ての全71室(全室個室)。同社は今後も、首都圏を中心に介護付きホームやショートステイ併設のデイサービス等を展開していく。
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