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 厚生労働省は9月15日、2016年度「概算医療費」を公表した。

 

 医療費は、14年ぶりに減少し、15年度医療費から0.4%減の41兆3000億円だった。
 

 

医療費が減少に転じたのは、前回改定による高額薬の引き下げと、15年度に急増した抗ウイルス剤の減少によるもので一時的な減少との見方が強い。

 

 

医療費の内訳は、「入院」が1.1%増の16兆5000億円、「外来」が0.4%減の14兆2000億円。「歯科」が1.5%増の2兆9000億円で、「調剤」は4.8%減の7兆5000億円となっている。

 

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