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ヒューマンライフケア(東京都新宿区)は3月1日、東京都立川市にグループホームと小規模多機能型居宅介護を併設する複合施設を、川崎市にグループホームを開設する。両エリアでのドミナント展開を強化するほか、医療介護連携を推進していく。

今回の2施設の開設により、同社が運営するグループホームは全国で25ヵ所、小規模多機能型居宅介護は15ヵ所となる。新設する「ヒューマンライフケア立川グループホーム」と「ヒューマンライフケア新百合ヶ丘グループホーム」はそれぞれ、9人を1ユニットとした2ユニットで、18人定員。

東京都立川市の周辺自治体においてはこれまでに、同府中市にグループホームを、同八王子市にグループホームと小規模多機能型居宅介護の複合施設をそれぞれ運営。また、川崎市では、グループホーム7ヵ所、小規模多機能型居宅介護4ヵ所、看護小規模多機能型居宅介護1ヵ所を運営している。

同社は、「今回の両市での新規開設により、東京都と川崎市の両エリアにおける地域密着型サービスのドミナント展開をさらに強化し、住み慣れた地域で暮らしたいと考える高齢者のニーズに応えていく」とコメントしている。

川崎市麻生区で多業種連携推進
また、同社では地域における多業種連携の推進を目指し、各地で勉強会や交流会を活発に開催している。

今回の川崎市におけるドミナント展開強化に伴い、「川崎市麻生区多業種交流会」を発足。第1回目となる交流会を今月26日に開催する。「麻生区の社会資源の活用を考える」と題し、訪問マッサージや行政書士事務所、葬儀社などから多業種が登壇する。多業種が情報を共有し、主体的に地域に貢献していくためのボトムアップ型のネットワークを構築することで、同エリアの地域包括ケアシステムの一助となることが目的だ。主催は同社含めた7団体・法人からなる虹の里ケアマネカフェ有志の会。会場は麻生区役所、時間は18時半~20時。定員100名で参加無料。

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