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 ニチイ学館(東京都千代田区)は2月19日より、フィリピン人専門スタッフによる家事代行サービス「サニーメイドサービス」を開始する。まずは東京都と神奈川県にて展開し、順次提供エリアとともにサービスを拡大していく。

 

 

内閣府事業活用 新サービス開始

 同サービスは、女性の活躍促進や家事支援ニーズへの対応、中長期的な経済成長の観点から内閣府が推進する、国家戦略特別区域(以下・特区)内における「家事支援外国人受入事業」を活用したもの。

 最大の特徴は「2名1組体制」「年中無休で6時~22時まで利用可」である点。「スタッフが2名1組となりサービスを行うことで、丁寧かつ迅速なサービスの提供が可能になる」との考えだ。また、年中無休で朝6時から夜22時まで1時間単位の利用が可能であるため、利用者は自身のライフスタイルや都合に合わせてサービスを利用できる。

 

 スタッフについては、フィリピンにて政府公認の家事の専門資格を取得し、一定期間、日本語や和食調理に関する研修を受けた約50名のスタッフが来日。日本においても、同社が保有する研修センターにて調理師による「調理研修」を中心に、日本文化に関する知識習得を目的とした研修を行う。
 また、日本人マネージャーが事前に訪問し最適なプランをコーディネートするうえ、専任のスタッフが担当することで、より個別的なニーズに即した対応が可能になるという。

 

 19日以降、まずは東京都と神奈川県にてサービスを提供。3月以降も第二陣となるスタッフの招聘を予定しており、順次特区内の家事支援外国人受入事業対象エリアにおいてサービスを拡大する方針だ。

 

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