医療ビッグデータ活用 拡大
総合マーケティングビジネスを手掛ける富士経済(東京都中央区)は、医療情報システムの国内市場を調査した。前回調査対象とした医療プラットフォームに集約・蓄積されたビッグデータを活用するための医療ビッグビッグデータ分析関連、介護・福祉支援関連などシステム・サービス36市場を調査し、前回の調査結果を踏まえて総合分析をした。
医療関連業界に向けた医療ビッグデータ分析市場は2017年51億円を見込み、25年は170億円と推測された。調剤薬局のレセプトデータは製薬企業を中心に活用されており、近年は保険者のレセプトデータや病院のDPCデータの活用が広がり、市場が拡大している。今後はカルテデータの活用も進み、製薬以外の企業のマーケティングにも活用の幅が広がることで、市場は伸長するとみられるという。
調査期間は2018年1月~3月。調査方法は富士経済専門調査員による参入企業及び関連企業・団体などへのヒアリング及び関連文献調査、社内データベースを併用。
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