農林水産省は、商店やスーパー、コンビニなどが、自宅から500m以上離れており、かつ自動車を使えない65歳以上の高齢者を、「食料品アクセス困難人口」と定義。2015年の国勢調査や2014年の商業統計などをベースに、その人数や割合などを算出し、「食料品アクセス困難人口の推計結果」を公表した。
食料品アクセス困難人口は、2015年の時点で824万6000人と推計。05年からの10年間で21・6%増加。高齢者全体に占める割合は24・6%で、およそ4人に1人が買い物弱者にあたるという。農水省は、「地方だけでなく都市部でも食料品の確保が容易でない人が増えている」と話す。
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