20年に17棟体制目標
大東建託(東京都港区)グループは、初となるサービス付き高齢者向け住宅「エルダーガーデン簗瀬」を、10月1日に開設した。ケアパートナー(同)が運営するデイ、訪問介護・居宅介護支援事業所を併設。今後、東名阪エリアで開設を増やしていく。
第1号物件は宇都宮市に開設。40戸の居室には1Kタイプと2LDKタイプがあり、全て25平米以上だ。月額家賃は共益費等を除き、7万6000円~12万1000円。先月20日の内覧会以降、既に8組から入居申し込みがあり、2LDKタイプは全て予約で埋まっている。共有部のラウンジは地域の交流拠点としても活用する。
ケアパートナーの白井孝和社長は「『エルダーガーデン簗瀬』の開設1年前に訪問介護事業所を開設。地域の情報を調査するとともに入居促進に取り組んできた」という。同時に医療機関との関係づくりにも取り組み、宇都宮市医師会在宅医療認知症担当理事など複数の公的役職を持つ医療法人社団宇光会の村井クリニック・村井邦彦院長と連携する。
宇都宮市を開設エリアに選んだ点については、既に事業拠点を持っていることと、住民の所得が高めでありながら、近隣他社のサ高住が18平米でキッチン・風呂なしタイプのものが多かったことなどをあげた。
11月には神奈川県大和市にもサ高住を開設予定。
「既に介護事業を展開しているエリアで、2019年に5棟、20年に10棟開設する」
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