SOMPOホールディングス(以下・SOMPOHD/東京都新宿区)、インフォコム(同渋谷区)、INCJ(同千代田区)は、新規ビジネスの創出を目的とした、ヘルス系スタートアップ企業とのミートアップイベント「AGE×TECH」MEETUPを1月25日に3社で共催した。17社が出展、シニアビジネスの関係者や投資家など約140名が参加した。
SOMPOHDシニアマーケット事業部の篠田陽子特命課長は「スタートアップ企業は、介護現場と接点がなく仮説に基いて製品を開発しているケースが多い。このイベントはスタートアップ企業が現場のニーズを聞き出せる価値のある場になると考えている」と語った。
経済産業省商務・サービスグループヘルスケア産業課の鈴木敦係長は、「経済産業省によるヘルスケアベンチャー支援の取組」を紹介。ヘルスケアビジネスが成長する基盤構築を目的に開催している「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト」、国内外の投資家や企業などが世界のヘルスケアビジネスへの投資を活性化することを目的にビジネスマッチングを行う国際会議「1st Well Aging SocietySummit Asia‐Japan」について説明した。
パネルディスカッションでは「介護事業者/関係者から解きたい課題を発信」をテーマに、モデレーターをSOMPOHDの篠田特命課長、パネラーにアサヒサンクリーンの資産マネジメント部小川晴生課長、ベネッセスタイルケアの長田洋渉外部長、オアシスの小嶋孝之社長、SOMPOケア新規事業開発部の片岡眞一郎特命部長が登壇した。
また、昨年7月に開催した「”人生100年時代”を切り拓く シニアライフ・イノベーション・チャレンジ2018」において、最優秀賞を受賞したノバルス、SOMPO賞を受賞したトータルブレインケアが近況報告を行った。
今後については、4月よりシニア向けビジネスプランコンテストの募集を開始し、選考に残ったスタートアップ数社によるピッチイベントを夏に開催する予定だという。
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