東北地方の社会福祉法人5法人で、特定技能での外国人介護人材受入れ事業を行う「みちのく社会福祉協同組合」が2月25日、設立された。今後、東北地方の社会福祉法人を中心に組合員を募っていく。
理事長は社会福祉法人青森社会福祉振興団(青森県むつ市)の中山辰巳専務理事。
中山理事長は「今後の介護報酬の動向などに鑑みても、社会福祉法人が単独で生き残っていくことは難しいと考えています。合併とまではいかなくとも緩やかな統合を図りスケールメリットを出したり、経営資源の共有化などを図ったりしていく必要があると考えました」と組合設立の理由を語る。
特定技能の外国人介護人材についてはベトナムからの受入れを予定。このほかにも組合として、備品の共同購入や職員研修を共同で実施するなどの取組みを行っていく考えだ。
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