厚生労働省は第31回介護福祉士国家試験(以下・介福士)および第31回社会福祉士国家試験(以下・社福士)の合格者数を発表した。合格率は介福士が73.7%、社福士は29.9%だった。
社福士は平年並
介福士の受験者数は9万4610人でそのうち合格者数は6万9736人。合格率は前回より2・9ポイント高い73・7%で過去最高を記録した。
また、EPA介福士候補者の合格率は46%(合格者数266人)で前回より4・7ポイント減。
合格者のうち、初受験者が50・8%(236人)、再受験者が26・5%(30人)だった。
国別の合格率は、インドネシアが33・1%、フィリピン40・3%、ベトナム87・7%。ベトナムのみ前回合格率を上回った。なお、EPA介福士候補者(平成27年度入国)の滞在期間延長の条件となる今回の試験の得点基準は、合格基準点(72点)の5割以上の得点となる36点と発表された。
介福士登録者数は2月末時点で162万4561人。
社福士は受験者数4万1639人のうち、合格者は前回より0・3ポイント低い29・9%(昨年は30・2%)の1万2456人だった。
登録者数は22万6561人。
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