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 東京大学や三井不動産などで組織される「柏ITS推進協議会」は、1日より自動運転バスの営業運行実証実験を開始した。3月31日までの5ヵ月間にわたり実施する。

 

 

自動運転バスを運行するのは、つくばエクスプレス線柏の葉キャンパス駅から東京大学の柏キャンパスまでの2・6㎞(公道2・3㎞、キャンパス内0・3㎞)。

 

 

車両は先進モビリティが開発した自動運転システム搭載の事業用車両バスを使用。営業運行は東部バスイーストが行う。自動運転はレベル1〜5まである中のレベル2(システムが縦・横方向両方の車両運動制御のサブタスクを限定領域において実行する走行)。バスの定員は17名で、11時〜15時まで4便を運行予定。主に柏キャンパスの学生や教職員などが乗客となる。

 

自動運転における短期間の実証実験は多く行われているが、5ヵ月間の長期に及ぶ実験は珍しい。オペレーションや点検・保守までの課題を検証し、バス事業の「営業運行」を目指す。今回の結果から、レベル4以上を見据えた走行性・安全性を評価し、新たな車両開発も想定しているという。

 

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